GRIDもレジリエンスもロジカルシンキングも受験勉強も、上手くいかないなら”食”を変えるべき

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脳内の電気信号が人間の精神を支配している、という医学的根拠

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前章で、「根拠はあるのか?」と思っている方々。

僕は、常に”医学的な根拠は一定あるのか”をモットーとしております。(しかし、医学会で称賛されているばかりを取り上げている訳ではありません。そこは元製薬メーカー営業として、情報のウラを読んでいます。)

今回の話の前提となる、「脳内物質と感情の関係性」について、補足します。

セロトニン ー少ないとネガティブになり、多いと攻撃的になるー

セロトニン
脳内の神経伝達物質のひとつで、ドパミン・ノルアドレナリンを制御し精神を安定させる働きをする。

詳しいことは上記の参考サイトをご参照ください。

テレビなどでも特集されることもあり、聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?

このセロトニンは他の物質のコントロールも行いながら、人間の感情に働きかける、むしろ人間の感情を”決定している”と言っても過言ではありません。

また、働きとして、多すぎても少なすぎても問題が起こるので、バランスが大事です。とは言え、不足するような食習慣の方が多いのが、現代の食事なのではないでしょうか。

扁桃体とドーパミンー不安や恐怖を感じる脳の部位ー

感情の中枢である扁桃体におけるドーパミンの役割を解明 - 量子科学技術研究開発機構
PETとfMRIという異なるヒトの非侵襲的脳機能イメージングの方法を組み合わせることにより、不安や恐怖といった感情の中枢である扁桃体とよばれる脳部位の活動に代表的な神経伝達物質であるドーパミンの伝達にかかわる受容体のうち、扁桃体のD1受容体...

人間が恐怖や不安を感じる際に強く働く脳の部位が、この「扁桃体」なのですが、特に脳内物質である「ドーパミン」との関係性を研究した発表があるようです。

この扁桃体が働きすぎてしまうと、過度な不安や恐怖が症状であるうつ病、不安障害やPTSDなどの症状が出てしまい、逆に過剰に働きが低下していると、統合失調症や自閉症に認められる感情や対人コミュニケーションの障害のような形になって現れるそうです。

”コミュ障”を自称する方々は、ドーパミンを積極的に脳内で作り出す食事、生活習慣を意識すると、いつの間にかコミュ障が克服できているかもしれない、と考えることができますよね。

島皮質ー人間の”人間らしさ”に広く関わる部位ー

https://www.jstage.jst.go.jp/article/fpj/153/5/153_224/_pdf

これはかなりマニアックでしょうか。

脳内の島皮質という部位も、人間の感情に関わっているそうです。

  • 社会的感情
  • 道徳的直感
  • 共感
  • 音楽への感情的な反応
  • 依存
  • 痛み
  • ユーモア
  • 他者の表情への反応
  • 購買の判断
  • 食の好み

などなど。もはや、人間の”人間らしさ”そのものかもしれませんね。

一方、Wikiには興味深い記載もあり、それが「島皮質を切除された薬物中毒患者が、自分が薬物中毒であったことをすっかり忘れているような素振りを見せた」ということです。

島皮質 - Wikipedia

もちろん、本当に他の方でも同じことが起こるかはわかりませんが、中毒を抜け出すなんてことは、自分の努力の範疇を超えてますよね。

中毒から抜け出すことが自分の意思でみんなできたら、タバコもお酒もギャンブルも麻薬もとっくに廃れているかもしれません。

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