その「失敗」は誰のせい??
これまで過去の選択が今の自分に結果として現れる、というお話をしていますが、一体何が言いたいのかと言うと、
一見、何か別の要因があって失敗してしまったようなケースであっても、究極的には全て自分が選択した結果である
という、ある意味で残酷な事実についてです。
例えば、「寝坊してしまったが、駅まで走れば間に合いそうだ!」という時。
無情にも人身事故によって電車が止まっている。
どう頑張っても時間通りに行くことができない。
今日は大事な商談の日だったのに、、、
そんなこと、みんな1回は経験しますよね?
もちろん僕もあります。
この時、どのように考えるでしょうか?
- 電車さえ止まってなければ絶対に間に合ったのにふざけるな!鉄道会社はちゃんと安全を守れ!夜遅くなったのも上司が飲みに連れて行ったせいだ!
- これは昨日、自分が夜更かししたせいだ。もしかしたら、朝の準備ももっと早くしていれば、人身事故の前に目的地までたどり着けたかもしれない。
大きくはこのような2パターンなのではないでしょうか?
あえて言わせていただきますが、
他人に不満をぶつけたとしても、結局、過去の自分の選択の責任を取るのは、自分以外いません
上記の例でも、もしかしたら駅で遅延証明などをもらってお咎めなしになることもありえます。
が、学校の授業や友達との約束などはそれでいいかもしれませんが、特にビジネスなどにおいては、その言い訳は通用しないケースが多いのではないでしょうか。
つまり、自責思考が大事だと僕は考えています。世間一般的にもそう言われていると思います。
であるならば、“未来”から見た【過去】が「今」ですよね?(ややこしい表現ですね。)
「今の失敗」を【過去の自分の選択の結果】だと受け入れることができるならば、”未来に失敗しない”ように「今、選択を変えるべきだ」というふうに考えられるのではないでしょうか?
こんなことを言っている僕ですが、もちろん振り返る点はたくさんあります。
- 今、投資や税金について勉強をしているが、投資に回せるほどの資金を持っていない
- 過去にお金について勉強しなかったから
- 投資まではせずとも、貯金すらもしていなかったから
- 転職しようと思っても、営業というキャリアでは、なかなか理想の転職先が見つからない
- 就活の時に真面目に将来について考えず、きちんとプランを立てなかったから
- “成果を上げる”という明確な目的をもって仕事をしていないから
- 同年代でも”頭の回転が早かったり”、”起業して経営者をやっている人”がいるが、自分にはそこまでのスキルがあると思えない
- これまでちゃんと本を読んでこなかったから
- 学生時代にインターンに行くなどをしなかったから
- 英語が喋れるようになりたいが、思うように進捗しない
- これまでちゃんと勉強してこなかったから
- 海外に行くのがなんとなく怖いと思っていたから
自分のことだと、挙げるとキリがないですね。(笑)
多分、このような他人事を見るとイメージが湧くかと思いますが、これってただ僕が何もせずに待っているだけで、全て誰かが解決してくれると思いますか?
1億円の宝くじが当たったり、GoogleやApple、Amazonにスカウトされたり、ネイティブの方が無償で英語のレッスンをしてくれる、とか、どう考えても可能性1%もないですよね。(笑)
だからこそ、未来を変えるために、今こうして自分自身でもがいている訳です。
- 今、投資や税金について勉強をしているが、投資に回せるほどの資金を持っていない
- →こうしたブログ運営によって、副業収入が稼げれば、と思っている
- 転職しようと思っても、営業というキャリアではなかなか理想の転職先が見つからない
- →マーケティングがやってみたいが、未経験だと難しいので、このブログを通じて「どうしたらより多くの人に読んでもらえるか」にチャレンジしてみる
- 同年代でも”頭の回転が早かったり”、”起業して経営者をやっている人”がいるが、自分にはそこまでのスキルがあると思えない
- →空き時間に本屋さんや図書館で本を読むようにしている
- 英語が喋れるようになりたいが、思うように進捗しない
- →とにかくチャンスがあれば出来る限り海外の方と英語でコミュニケーションがとれるようにする
僕の話はメインが健康のテーマなので、健康に絡めてお話をしてきましたが、上記のように健康に限った考え方ではありません。
むしろ、みなさんがご自身の人生を考えた上で、その中の1つに「健康についても意識する」という項目があればいいな、と思っています。
まとめ
今回は重いと言うか、現実的な内容を書かせていただきました。
- 過去の選択の責任は今の自分が取らなければいけない
- 未来に失敗するという前提で考えると、それを予防できるのは今
- 失敗してからでは取り返しがつかないこともある
今更ですが、これは僕からあえて言われるまでもない話かもしれませんね。
しかしここまでお読みいただいた皆様の中に、ちょっとした”もやもや”や、”考えるためのタネ”が植えられたのなら幸いです。
ここまでお読みいただき、誠にありがとうございました。
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