『1日3食をやめなさい!』を要約してみた

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・本要約
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オススメパート③:「もっと欲しい、もっと食べたい」とどう付き合う?

このセクションは、僕が取り上げた上記2つのポイントに対する回答ともなるセクションです。

著者はかなり強い言葉で本書を書き進めてきましたが、全く私たちの状況に理解がないわけではありません。

(むしろ、普通のお医者さんよりも私たちの健康に寄り添ってくれているとすら思います。)

本セクションの冒頭で、”これまでお腹いっぱい食べていた人が、いきなり食べる量を抑えるというのはなかなかつらいものに違いありません”、と著者は述べています。

しかし、少食にしたことで感じる空腹感は、本当に体が食べ物を欲しているからなのでしょうかと問いかけます。

実はそうではなく、この空腹感は脳が糖質ジャンキーになっているから生じているだけで、これまでドカドカと糖質を摂ってきたために糖質の禁断症状に陥っているだけだ、と言っています。

では、どのようにこの禁断症状を抜け出せば良いのでしょうか?

著者は次のような考え方を提案してくれます。

一日一食ないし二食に減らす代わりに1回の食事にお金をかける

これは「好きな食べ物を食べる」ということではなく、いわゆる「ちょっといいもの」を食べるべき、ということです。(2食に減らしたからと言って、1食で3個カップラーメンを食べる、とかはダメですよ。)

単純に考えて1日3食を1食にすれば、1食にかけられるお金は3倍になります。

普段1食500円のご飯を食べている人は、1500円のご飯を食べれるということですね!普通のファミレスだったら豪遊のレベルでしょう。

ちょっと画像が差し込みづらい内容だったので、悪ふざけです。

1日2食でも1.5倍の金額のものが食べられます。

こうして、回数は少なく上質なものを摂るようにしているうちに糖質と食品添加物の毒が抜けていくそうです。(だから、本当はファミレスも良くないんですけどね。)

すると、脳からこれがもっと欲しいという指令が来なくなる、つまり自然と空腹を感じにくくなるのです。

しかし、食べる回数を減らすと1食分の食べる量が増えるのではないかと心配する人もいるかと思います。

実は、これはあまり気にしなくても大丈夫だそうです。

なぜなら、食べる回数を減らすと脳の食欲中枢への刺激が少なくなりむしろ一回の食事量が減るものだからとのことです。

(確かに、僕も学生時代2食食べなかったりすると、次の食事の食べる量も減ることがありました。僕はこれを「胃が小さくなった」と表現していたのですが、脳の問題だったのですね。納得。)

食べる量を減らすのは確かに最初はつらいと感じるかもしれませんが、これは覚醒剤と同じぐらいの作用を持つ糖質や食品添加物を体から抜く、と言う作業と言い換えることができるそうです。

明らかに食べ過ぎによって、何らかの症状が出ている方は、少し食べる量を減らすということを意識してみてはいかがでしょうか?

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オススメパート④:健康を求めるほどに不健康に

ここでは、巷にあふれる健康情報についても著者の考えが述べられています。

健康になるために長生きするために何を食べたらいいのか。

著者はこの質問に本当に大事なのは「何を食べるか」ではありませんと断言しています。

著者は、つねづね「健康を求めるほどに不健康になる」「健康オタクが一番不健康」と言っているそうです。

言い換えると、食についても同様で、人の身体は千差万別であり食べ物との相性も人それぞれで、「これさえ食べれば”誰もが”元気で長生きできる食べ物」など存在しないと言い切っています。

世間では「健康長寿をかなえる方法」や、「和食がいい」「マクロビ」「ローフード」「ナチュラルハイジーン」などの食事方法を信じる人もいて、”食と健康”というテーマはこのような情報に溢れ、混沌としているように見える、と著者は言っています。

(これは僕も完全に同意見です。)

この理由としては、「それぞれの方法」で「色々な方々が身体に良い効果」を実感していることが原因だと言っています。

つまり、みんな自分が実践している食事法が一番正しいと主張しているだけなのです。

しかし、人の体はそれぞれ作りが違うのに、どうして”これが1番”だと言いきれるのでしょうか。

こうして考えると、本当に大事なのは何を食べるかではなく「何を食べないか」という結論に至ります。

体に明らかに有害なものをできるだけ食べないようにすることが大事だということです。

逆に言えば、毒さえ食べなければ何を食べたって構わないと著者は表現しています。

この毒とは一言で言えば「不自然なもの」だそうです。

具体的に言うと、”昔はなかったもの”と考えると考えやすいです。

これが日本人を【カロリーオーバーなのに重大な栄養失調にしてきた元凶】とも言える、と著者は断言しています。

この後のセクションで、この毒について詳細に語られますが、この記事では列挙にとどめさせていただきます。詳細が気になる方はぜひ本書をお手に取ってみてください。

  • 食品添加物
  • 医薬品(薬)
  • 農薬まみれの野菜
  • 遺伝子組み換え食品
  • 牛乳
  • 調味料風の調味料
  • ジャンクフード
  • 酸化した油
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まとめ

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Photo by Ann H on Pexels.com

著者である内海先生は医師でありながら薬を使わずに、人間本来の機能によって病気を治療するという方針でいらっしゃいます。

ご自身では”日本一嫌われている医者”、と自虐もしており、確かに同じ医師の方々からは反感を買われているような部分もあったりされます。

ですが、内海先生のお話にある食べ過ぎの問題毒の問題については、対症療法の薬しか処方しないお医者さんよりも説得力があって根本解決に近いものだと感じました。

健康診断の結果などで少しでも気になる部分がある方は、是非食べる量や回数を減らしてみる、という部分にチャレンジしてみてください。

また今回取り上げたセクションにある健康情報についても同様の考え方で、”摂ったほうがいいサプリ”みたいな話もよく見かけますが、それで一旦症状が良くなったとしても、そのサプリを飲まなくなってしまったらまた元に戻るということだと思います。

そのサプリにお墓までついてきてもらうのでしょうか?

是非食べているものについて、少しでも意識してもらえると嬉しいです。

目指すは、みんなが健康になって医療費が減り僕の、そしてみんなの手取りが増えること!!

最後までお読み頂き、ありがとうございました!もしこの記事が何かの参考になれば、他の人にもシェアして頂けると嬉しいです!

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