重ね煮の手順
それでは、実際に僕が重ね煮を作った際の手順をざっくり載せていきます。
完成形はこんな感じです。
無加工なので見栄えはよくないですね…僕はインスタとかは向きませんね。
材料はこんな感じで作ってます。
- 豚肉
- 人参
- じゃがいも
- たまねぎ(今回は新たま)
- しょう油
- みりん
使っている鍋は、ストウブ鍋というものです。(同じやつでしょうか?)
無水料理ができる、ということで、重ね煮との相性もバッチリです。
もちろん、重ね煮以外の料理もできます。少し高いですが、初期投資としては、全く悪くない買い物です。
手順①鍋に塩を引く
ストウブの底に塩を敷きます。この塩によって、野菜の水分が抽出され、水を足さなくても「野菜の水分だけ」でつゆのように水気が出てくるのです!
手順②たまねぎ(新たま)を切って入れる
重ね煮には野菜を入れる順番があります。が、その時々によって若干応用を効かせてます。
今回は新たまを使っており、水分がかなり多いので、たまねぎを先に入れました。
ざっくり切って放り込むだけです。ご覧の通り、みじん切りなどもしていません。
手順③じゃがいもを切って入れる
同じく。次はじゃがいも。
今回の重ね煮の中で、1番大変だったと言っても過言ではない工程。
それは”じゃがいもの皮むき”です。ピーラーでやっても包丁でやっても、あまり変わらないのではないでしょうか。(我が家にピーラーはありませんが。)
入れます。
手順④人参を切って入れる
人参は超ざっくりです。
完成した後、火の通りが悪い部分があったので、もう少し薄く切ればよかった、と思いました。
このレベルの料理スキルでも、美味しいと思えるものができるんです!
手順⑤豚肉を乗せる
もはや、料理を普通にやる人にとっては、料理の1工程とすら認識されないのではないでしょうか。
豚肉を乗せます。
買ってきたばかりなので、若干凍ってますが、そんな事は大きな問題ではありません。
手順⑥重ね塩を少しだけ振る
ここで少しだけ大事なポイント!
「重ね塩」と言って、蓋を閉める直前の具材の上(今回で言えば豚肉)に、鍋の底に敷いた量よりは少なめに、パラパラと再度お塩を振ります。
こうすることで、より具材から水気が出るのだそうです。
(写真は塩を振っても全くわからなかったので割愛します)
手順⑦みりん大さじ2、しょうゆ大さじ2を入れる
本来であれば、重ね煮はあまり調味料を入れるものではないはずなのですが、我が家では我流で入れてしまっています。
先の写真にあったしょう油とみりんを大さじ2ずつ投入です!
手順⑧蓋をして、1番弱火で1時間煮詰める
ここからは、時間を味方につけます。
蓋をして、1番弱火で1時間くらい、じっくり煮詰めます。
30分か45分くらいしてくると、野菜に火が通ったであろう、いい香りがしてきます。
本当は蓋を開けてみたいのですが、蓋を開けた時の蒸気にも野菜の栄養が含まれているのだそうで、極力開けない方がいいようです。
45分を超えて、火が通りづらいもの(今回はじゃがいもや人参)に火が通っているか、お箸などを刺して確認します。
手順⑨じゃがいも、人参に火が通っていれば完成!
野菜がいい感じだったら火を止めます。
料理の経験がない人間が「これを自分で作れた!」と思えると、正直、自己肯定感が爆上がりしますよ。
味はもちろん、お好みに合わせて調節してくださいね!
だしつゆ(?)にご飯をダイブさせるのもオススメです。ラーメンのつゆにご飯を入れるよりよっぽど栄養ありますしね。
まとめ
今回は、
- 僕がこれまで、いかに”外食というインフラ”に支えられて生きてきたか
- 重ね煮とはなにか?
- 重ね煮体験記
について、お話をさせていただきました。
改めて、「ちゃんと良い野菜を食べる生活」になって感じることは、
ご飯を2杯も食べなくても、満たされた気持ちになってお腹がいっぱいになる
ということです。
仮説でしかないのですが、「栄養をきちんと取れていると、脳が”それ以上は栄養いらないよ!”という指示を出して、食べる量が多くなりすぎない」のではないか、と考えています。
そもそも、現代人はお菓子だったり飲み物だったり、食事だったりと、人間本来の状態から考えると明らかに”食べすぎ”な状態にハマりやすいです。
いっそのこと、朝昼を食べるのを止めて、夜にこういった質の高い食事を摂ってみる、という生活もありなのではないでしょうか?
ぜひ、この記事によって、重ね煮が広がればいいな、と願っています。
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