インターナショナルスクールの小学校に通わせる覚悟

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・インターナショナルスクール
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インターナショナルスクールの小学校を選ぶとは

我が家の長男はインターナショナルスクールの小学校に通い始めました。

私たち家族が住む東京都港区は、

インターナショナルスクールの小学校に子どもを通わせるご家庭が非常に多いため、インターの小学校に通っていると言ってもあまり珍しいことではありません。

実際私たちの自宅周辺にも、徒歩圏内だけで数件のインターナショナルスクールの小学校が存在しています。

確かにこのエリアに住んでいるとインターの小学校に通わせると言ってもあまり珍しいこととは感じませんが、

日本全国で見てみれば、小学校と言えば地元の公立小学校に通うか、あるいは、私立小学校に通うか、このいずれかの選択肢を取ることが一般的だと思いますので、

敢えてインターナショナルスクールの小学校に通わせるという選択を取る家庭は、両親どちらかが外国籍の親であったり、国籍が日本でない子どもを持つご家庭でない限り、非常に少数派です。

少数派ということは、日本の中ではかなりイレギュラーな道を進んでいくことにもなりますので、子どもだけでなく、親も一定の覚悟が必要です。

今回はインターナショナルスクールの小学校に進む上で必要な覚悟について少し書いてみたいと思います。

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インターナショナルスクールの小学校に通わせる覚悟とは

どんな覚悟が必要か。

これはご家庭によって様々な意見があると思いますが、私が考える覚悟は下記のようなものです。

高額な学費

まず第一に考えなければならないことは学費問題です。学校や地域によっても差があると思いますが、年間で250-300万円くらいは見ておきたいところです。

インド系のインターナショナルスクールなどであれば、学費がかなり安い(100万円前後)ケースもありますので、インターナショナルスクールに通わせたいけれども、金銭的ハードルが高いと言う場合はインド系のインターナショナルスクールを選択肢に入れてみると良いと思います。

この高額な学費を、最低でも6年間払い続けなければならず、かつ、インターナショナルスクールの小学校に通うと中学校も同様にインターに通ったり、留学したり、または日本の私立の帰国子女枠で中学受験したりという選択になってくると思いますので、学費がほとんどかからない日本の公立の中学校に行くということはほとんどありません。

つまり、中学校以降も高額な学費を払い続けなければならないということです。

ここは家庭の戦略としてしっかりと考えておく必要があり、覚悟が求められます。

家庭学習でしっかり日本語を補強する

インターナショナルスクールによっては、週に何時間か日本語の授業を取り入れている学校もありますが、(長男の通うインターは日本語の授業やテストもあります。)とはいえ、日本の小学校と比べるとその時間はとても限られたものです。ですので、日本人として、周りと同程度の日本語力を付けるためには学校以外の場で日本語の勉強をし続ける必要があります。

日本の小学校の卒業資格が得られない(一条校を除く)

インターナショナルスクールの小学校に通う場合、一条校と呼ばれる、日本の小学校と同じ位置付けで卒業資格が得られるインターナショナルスクールでない限り、インターの小学校を卒業しても日本の義務教育の就学義務を果たしたことになりません。中には、日本の公立小学校に籍を置きながらインターの小学校に通う子どもたちもいますが、例えば港区などはあまりそれを教育委員会として勧めていません。インターナショナルスクールから日本の公立中学校に行きたいと思った場合は、その選択肢が取れなくなってしまう可能性があります。

日本の学校教育の場に戻ることが難しくなる

インターナショナルスクールの小学校は、日本の公立小学校とはかなり環境が違います。教育方針も違えば、授業の進め方、学校の様々な決まりなど全てが異なります。インターナショナルスクールの小学校に慣れていた子どもが日本の公立小学校に転校したいとなった場合、その環境の変化に馴染めない可能性があります。

その他も幾つかあると思いますが、まず第一に考えなければいけない覚悟は上記のようなものだと思います。

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覚悟を乗り越えて進んでいく楽しさ

そんな覚悟が求められる中でも、我が家はインターナショナルスクールの小学校に進学するという選択を取りました。

これが正解かどうかはわかりません。

とういよりは、この選択が最高だった!と思えるよう、子ども自身はもちろん、私たち親も最大限子どもをサポートしていく気持ちが大切だと思います。

どんな道に進んでも色んな課題があります。

大事なことは、自分が選んだ道を信じて楽しく進んでいくことです。

周りと比較するのではなく、自分が正しいと思ったのなら正しいのです。

我が家もそんな気持ちを忘れずに、これからもインターナショナルスクールライフを楽しんでいきたいと思います。

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