病気の治療が始まると稼げなくなるし、医療費もかかる
ひとたび病気になってしまい治療が始まると、資産形成にとってブレーキになる点と、それどころかマイナスに進んでしまう(キャッシュアウトする)点があります。
資産形成のブレーキ:健康な時と同じように働けなくなり、収入が下がる
資産形成にとってのブレーキと表現できるのは、働けなくなることで稼ぐ力が伸ばせなくなることです。
- 通院に時間が取られる
- 体調が優れず頭が上手く回らない
- 働きたいのに長時間働けない
などなど。
あなたが資産形成をできるのは、健康で働くことができ、稼ぐ力を十分に活かせる、という前提があるからです。
資産形成のマイナス:治療費でキャッシュアウトする
こちらの方がわかりやすいでしょうか。
病気になると、当然ですが、治療費がかかりますよね。
一生懸命節約したのに、その結果治療費でキャッシュアウトしてしまったら、何のための節約だったのでしょうか?
さらに言うと、特に食習慣などの乱れによって起こる生活習慣病は薬では治りません。
食費を削る生活習慣の結果、ですからね。
生活習慣に逆らうほどの効果を持った薬は、逆に副作用も強力、と考える方が妥当です。
人生が終わるまで、それまで貯め続けたキャッシュを治療に使うことになります。
食への投資は自己投資の一部
食への投資は、自己投資とイコールです。
なぜなら、人間は食べたものによって身体が作られるからです。
食べ物はつまり、身体を動かす燃料です。
粗悪な燃料と、上質な燃料。
どちらの方が身体のパフォーマンスが上がりそうでしょうか?
今の食事でパフォーマンスも問題ない、と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、もしもっと上質なものを食べていたら、今以上の成果が出せていたかも。
そんな風に思うことはありませんか??
健康診断の前と後で食べるものを変えてみて、実際に検査値がどうなったか、体験してみるのも良いですね。
まとめ
今回は、食費に対する認識を変えてほしい、という内容で書かせていただきました。
とかく、今の延長に未来があるので、この先に起こることについては見落としがちになります。
医療業界に入ってよく聞くのは、
- 亡くなる直前になって「もっと健康に気を使えばよかった」という言葉
- 薬を飲まなきゃ生活を維持できない(痛い、かゆい、血圧などの検査値が下がらないetc)
- 「どうせ治らない」という無気力感、開き直り
などです。
現代では”延命技術”の発達もあり、寿命は長くなったように見えるかもしれませんが、一方で施設で寝たきりのまま10年、なんて話もよくあります。
施設で寝たきりの状態で資産1億円を持っていても、一体何に使うのでしょうか?
そして、あなたのその時の後悔は、あなただけの感情では留まりません。
あなたの後悔は、あなたを支える医療費となり、他の全ての人々へ「健康保険料」という形でのしかかります。
あなたの人生は、見えない形で他の全ての人々に支えられています。
1人でも健康な方が増えれば、将来的には健康保険料という公的負担が減って、みんなの手取りが増える、と思うのです。
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