この記事は、「いくら栄養があるものを食べても、身体がちゃんと吸収できなければ意味なくない??」と気づいた僕が、様々な情報を調べた上で【どうすれば身体が栄養をちゃんと利用できるようになるか】を考察します。
この記事は、こんな方にオススメです。
- 最近、謎の不調がある
- 病院に行っても、先生とあまり相談できないので、自力で解決したい
- 常に仕事で最高のパフォーマンスを出したい
- 将来に向けて、今から健康を整えたい
身体の仕組みは「摂取→消化→吸収→排泄」
まず初めに、身体の仕組みについておさらいしましょう。
まず、身体がきちんと、病気や不調がなく健康でいるためには、人間が生きるために必要な栄養素の摂取が不可欠です。
必要な栄養素が足りなければ、様々な形で身体に不調が現れます。
肌荒れや身体のダルさ、お腹を壊しやすい、などは若い方でもイメージしやすいのではないでしょうか?
ですので、当たり前ですが栄養をきちんと摂る、というのは”身体の不調”というストレスを受けないためにも、非常に重要だと言えます。
しかし、人間の身体の仕組みは、“とりあえず口に野菜を放り込めば全て解決!”というほど簡単ではありません。
食べたものが人間の身体に入り、きちんと利用されるためには、いくつかのステップがあります。
それが、タイトルに出した「摂取→消化→吸収→排泄」です。
今回の話で特に重要なのは、「消化→吸収」の部分です。
身体にとって大事なのは”消化率”と”吸収率”
ここで、少し想像してみて下さい。
仮にスタート地点に100人いるとして、ゴールまでに何人たどり着けるか、という話をします。
ゴール地点にいる人数で、仕事をしなければならない、という設定です。
普通に考えれば、人数が多い方が1人1人の仕事量は少なくなりますね。
(この話はかなりわかりやすく単純化しています。栄養ごとに働きが違う、とか多すぎてもマイナスなこともある、などの話は置いておいて下さい。)
これを、さきほどの「摂取→消化→吸収→排泄」に当てはめると、以下のような例え話ができます。
- 摂取(スタート地点):100人
- 消化(中継地点):70人
- 吸収(ゴール地点):30人
- 消化(中継地点):70人
コースアウト↓
- 排泄(コース脱落):70人
結果の読み方としては、ゴールにたどり着けるのが何人で、脱落者が何人か、というイメージです。
(栄養という文脈に限った話をしていますが、もし間違いがあればご指摘いただけると幸いです。)
これが、もし“消化率”や”吸収率”が悪いと、目的地であるゴールにたどり着ける人が少なくなってしまうのです。
- 摂取(スタート地点):100人
- 消化(中継地点):50人
- 吸収(ゴール地点):15人
- 消化(中継地点):50人
コースアウト↓
- 排泄(コース脱落):85人
最初の例では、同じ仕事を30人でやっていたのに、今回の例では半分の15人でこなさないといけないですね。
今回の例の仕組みを持つ人が、最初の例の人と同じ体内の働きをさせようと思ったら、2倍の量の食事をしないといけないですね。
現状でさえ、1日に必要な野菜の量を食べれていない、と言われることが多い現代人で、2倍の量の野菜を食べ続ける【習慣】を作るのは、果たして簡単でしょうか?
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