今回は”笑顔の人は仕事のパフォーマンスが良い”という話を前提に、では「どうしたら仕事のパフォーマンスを上げるために笑顔になれるのか」ということについて、一度は人生を諦めかけていた僕がその方法を考えてみたいと思います。
“笑顔だとパフォーマンスが上がる”とは?
あなたは、パフォーマンスの高い人が笑顔なのではなく、笑顔の人が結果的にパフォーマンスが高くなるという話を聞いたことがありますでしょうか?
科学的なエビデンスは何にせよ、いわゆる普通のサラリーマンだった僕がこの話を聞くと、
- 笑顔でいるためにパフォーマンスを上げる
- パフォーマンスを上げるために笑顔でいる
という二択に見えます。
どっちの方が簡単にできるのか、とを考えると、特に営業をやっていると感じるのですが、常に上位の成績を出し続けるというのは、一般の人間が1日や1週間、1か月頑張ったところでなかなか難しいですよね。
となると、笑顔になる方法を考えた方が効率が良さそうではないでしょうか?
あなたには、今の状態からパフォーマンスをぶち上げるのと、何があっても笑顔でいること。
どちらの方が簡単そうでしょうか?
なぜ、笑顔だとパフォーマンスが上がるのか?
では、なぜ笑顔だとパフォーマンスが上がる、と言われているのでしょうか?
ネットで少し調べてみると、ビジネスの文脈ではなく、スポーツの文脈では情報が出てくるようですね。
その他、ビジネスに関係しそうな”笑顔の効果”は以下のようなものがありました。
- 笑うことでストレスが緩和され、ストレス耐性が高い
- 笑うことで人当たりが良く見られ、困った時のお願いなどを聞いてもらいやすい
- 笑うことで身体の免疫が上がり、体調を崩しにくくなる
結果的に、仕事のパフォーマンスが上がる、ということですね。これは結構もっともらしいのではないでしょうか?
笑顔になる”仕組み”を考えてみる
では、人はどうしたら笑顔になるのでしょうか?
ちょっと漠然とした問いかけですね。
僕が提案する考え方は、人間の体には自分がコントロールできない部分があり、それが人間の行動に影響している、ということです。
つまり、”アンガーマネジメント”なども最近よく言われると思いますが、
感情のコントロールは意識的に行われるものでしょうか?
どういうことか?
人間の感情やベースのテンションなどをコントロールしているのは、自分が認識できない脳内物質の影響も大きいのではないか、ということです。
さらに具体的に言うと、どんなに笑顔になりたいと思っても、笑顔でいられるための幸せホルモンや快楽ホルモンなどが身体の中になければ、どう頑張っても笑顔になることは難しいのではないかと思うのです。
ここで、少しだけ脳内物質の話に触れましょう。
あなたは「感情をコントロールする脳内物質」と言われて、思いつくものがありますか?
例としては、以下のようなものが有名なのではないでしょうか。
- セロトニン
- テストステロン
- ドーパミン
- オキシトシン
- アドレナリン
などなど。(僕はお医者さんではないので、詳しい解説はできませんが。)
人間はこれらの物質が体内で生成されることで、感情やテンションの起伏が生じると言われています。
つまり、笑顔になりたくてもなれないのは、あなたの意識のせいでは全くありません。
問題なのは、笑顔になれない体内の環境の方なのです。
そう考えると?
まずはあなたの体内を整えて、笑顔になるにはどうすればいいか、ということを考えれば良い、ということですね。
上記に挙げた物質の中で、特に「笑顔になるため」に重要なホルモンは、
- セロトニン
- オキシトシン
- ドーパミン
- テストステロン
なのではないでしょうか。(これはあくまで一例です。医学的にもっと良い対象物質があれば、ぜひ教えて下さい。)
これで、問題が単純化して、分かりやすくなったのではないでしょうか?
では次に考えるべきは、体内にこれらの脳内物質がある状態にするためにはどうすればいいか、ということですね。
これは、
- 外から摂る
- 身体の中で作る
という、2つの方法があります。
しかし、回りくどい言い方ですが、身体の中で作るためにもその材料が必要です。
その材料はどこから来るのでしょうか?
結局のところ、食べるものが体内の環境を作るということです。
僕がこのブログでずっとお伝えしている、食べるものにこだわるというのは、こういった面でもメリットがあります。
感覚的かもしれませんが、
- 人工的に大量生産された、化学的な食べもの
- 加工前の野菜やお肉のような、”本物の生き物”で出来た食べもの
どちらの方が、あなたの体内をより良く整えてくれるでしょうか?
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