①栄養不足になる
そもそも、日本人の大半の人、特に独身や仕事が忙しすぎて自炊ができない人などは、コンビニ飯やカップラーメン、おにぎり、菓子パンでご飯済ませてますよね?
そもそも、その食事も栄養バランス良くないですよね??
現代の日本人は元から「高炭水化物、高脂質、低たんぱく質」食なので、1食抜くと栄養不足になって危険、というのは論理が通らないと思います。
食べる量の制限を批判するより先に、現代人の食文化を批判すべきです。
②筋肉量が減る
これも上記と同様です。
たんぱく質の摂取量が少ないことと、運動の習慣がない人が多いことが、これの1番の原因です。
食事を抜いていなくても、筋肉量が少ない人は多数存在します。
「プロテインなどを摂らず、カップラーメンだけで食事を済ませている人」で筋肉ムキムキな人がいたら、ぜひ紹介していただきたいです。
こうして考えると、このような批判も”ただの屁理屈”であることが分かります。
③痩せている人や摂食障害の人には向かない
当たり前です。
そもそも、食事量のコントロールは、一般の人が「食べ過ぎ」や「体重増え過ぎ」、「メタボ予備軍多すぎ」という前提で使われるものです。
“日本人全員、赤ちゃんからお年寄りまで食べる量を減らすべき”なんて言っている人は、まともな人なら存在しないと思います。
これを言っている人は、「他に批判する点が見つからないから、とりあえず思いついたことをデメリットとして挙げている」くらいの感覚だと思います。
そもそもの前提となる問題を見失っているので、他に言っていることも信用できなくなるレベルです。
学生時代、国語のテストの点数が悪かったのではないか、と思わざるを得ません。
④かえってドカ食いしたくなる
これもよく見かける反論ですよね。
しかし、これも大きな問題とは言えません。
なぜなら、お腹が空いたからと言ってドカ食いすること自体が、この空腹感を利用するという目的とズレているからです。
つまり、何のために空腹でいるのか、という理由を考慮していない、ただの屁理屈と言わざるを得ません。
さらに、僕から言わせれば、この”空腹状態”でコンビニのおにぎりや菓子パン、大盛り無料のラーメンを食べる、なんてことを想定して言っているのであれば、これも大いに間違いです。
この点の解決策については、最後のまとめでも触れさせていただきますね。
まとめ:食事の回数を減らして”食べるものの質を上げる”ことが健康への近道
この記事では、空腹感を利用することが現代人にとってどれだけメリットがあるか、ということについて解説しました。
基本的に、サラリーマンで年1回健康診断があり、その度に検査値を見て思うところがあるような方は、是非、空腹感と付き合うということを試していただきたいです。
空腹感とうまく付き合う上で、もっとも大事なこと。
それは、
食事を抜いた分、食べるものは質の高いものにしてあげる
ということです。
食事は抜いたが、その後に食べるものがカップラーメンでは、これまでの僕の話は全く意味がありません。
空腹状態であればこそ、食べるものは
- 自然栽培や有機の野菜を料理したもの
- 酵母エキスやたんぱく加水分解物、添加物などが入っていない上質な素材を使用したもの
- 精製された白米や砂糖、小麦粉、大量生産で作られた精製塩などではないもの
をお勧めします。
上記のようなものを食べると、したくてもドカ食いができなくなるという状態を体験することができます。
僕はこの状態を「身体が必要な栄養で満たされたから」だと考えています。
僕自身も、良いものを食べている時は”まだ食べれないことはないけど、もういいかな…”と感じることがあります。
必要な栄養が足りなければ、いつまでもお腹が空いた感覚がなくならないのは当然だと思いませんか?(身体にとっては、炭水化物や脂質しか入ってこず、必要な栄養素が補給できていないので。)
つまり栄養を満たしてあげれば空腹感、そして満腹感とうまく付き合うことができるようになるのではないでしょうか?
近くに良い食べ物が売っているスーパーなどがない、という方は宅配という選択肢もオススメです。
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