インターナショナルスクールなんて考えてもいなかった
我が家の長男は1歳2ヶ月から、インターナショナルスクールのプリスクールに通い始めたことが全ての始まりでした。
今年で小学生となった彼は、インターナショナルスクールの入学試験を受け、現在は東京のインターナショナルスクールに通っています。
私は元々海外旅行が大好きで、自分自身も大学時代にヨーロッパに留学していたこともあり、いずれは子どもと一緒に海外に移住して、海外で子育てをしたいとは考えていました。
しかしながら、日本でインターナショナルスクールに子どもを通わせようとは、長男が生まれてしばらくは全く選択肢には入れていなかったので、
当時の私からすれば、
まさか長男が東京のインターの小学校に通うことになるなんて想像もしていませんでした。
そもそも、当時の私のインターナショナルスクールのイメージは、
- 外国籍の子どもたちのためにある学校
- 富裕層が通わせる学校
- 学費がとにかく高い
- 保育園のように長時間は預かってくれない
- 親が英語に堪能でないといけない(面接で落とされてしまいそう・・・)
でした。
ですので、長男出産後はインターナショナルスクールではなく、
区の認可保育園はもちろんのこと、都内の認可外保育園、認証保育所リストを片手に、一件一件の園のホームページを確認しながら、自分のニーズに合った園を毎日探し続けていました。
インターナショナルスクールに興味を持ったきっかけは英語教育ではない
こうして、長男が生まれて間もなく開始したいわゆる保活で、
認可保育園、認可外保育園や認証保育所に至っては区外も含めて見学、資料請求・・・何件行ったか覚えていないくらいたくさん行きました。
当時の私の園選びの選択基準は、
- 園で提供される食事の質(子どもに自分が納得の行く食材で作った食べ物を食べさせたかったのでお弁当持参がベストでしたが、食材の産地や食品添加物、農薬への配慮が一定あれば、そうした園も視野に入れていました。)
- 牛乳を飲むことが必須となっていないか(私は牛乳はあくまでも嗜好品の一つと考えており、健康のために毎日子どもに飲ませるものではないと思っているため。)
- 提供されるおやつは砂糖入りの甘いおやつではないか(少なくとも3歳までは砂糖を一切与えない子育てをしたいと思っていたため。)
- 18:00まで預かってもらえるか(私が当時はフルタイムで働くシングルマザーだったため。今の夫と結婚したのは長男が年中になってからです。)
- 早期からのトイレトレーニングに協力的か(息子は生まれた時から布おむつで育てていたので、1歳頃にはおむつを取りたいと思っていたため。)
といったものでした。
ご覧の通り、食事に対するこだわりポイントが多くありました。
ですので、認可保育園などに色々見学に行き始めて気付いたことは、
残念ながら、
「私の理想とする給食が提供される園は都内全体を見回してもほとんど存在しない」ということでした・・・。
「可能な限り有機野菜を使用しています!」
「できる限り食品添加物のない食材を使うようにしています!」
「できる限り西の産地の野菜を使うようにしています!」
といったこだわりを掲げて下さっている園もあったのですが、私は「できる限り」という言葉ほど曖昧なものはないと思っており、そうしたこだわりでは満足が出来ませんでした。
ですので私が到達した結論は、
「お弁当持ち込みが可能な園で、18:00まで預かってくれて、空きがあって、自宅からも通える園」という軸で探そうということでした。
そうした軸で改めて園選びを始めた時にたまたま見つけた園が、
まさに息子が3年強通うことになったインターナショナルスクールプリスクールだったのです。
インターナショナルスクールに見学当日勢いでそのまま申し込み
初めてのインターナショナルスクール見学の日。
当然やり取りは全て英語で、
あまりに英語を外国の方と話すことが久しぶりだった私は、質問したいことをするのも若干一苦労・・・ですが、直感で「ここにしよう!給食はなくてお弁当、スナックも持ち込み、18:00まで預かってもらえる、家からも若干遠いけれど通えなくはない!」とその園に見学当日に入園手続きをさせて頂くことになりました。
このように、長男のインターナショナルスクール歴は、
「英語を早期からマスターさせたい!」
等の英語教育をさせたくて始まったのではなく、
ただただ、お弁当持ち込みが可能で、家から通えて、18:00まで預かってくれて、空きがあったから決めた、だけでした。
しかしながら、実際に通い始めてみると、私の想像を遥かに越えた素晴らしいご縁や経験を得ることとなり、非常に良い決断だったと今になって改めて感じています。
子どもに園の給食を食べさせたくないという思いがきっかけでインターナショナルスクールに子どもを入れるということをする親はなかなかいないと思いますが、
私は、
どんなに学費が高かろうが、
自宅から若干遠かろうが、
私にとっては小さいことで、
それよりも子どもにできる限り安全な食事を毎日与えられるかどうかが重要でした。
こうして始まった長男のインターナショナルスクールライフについて、
これから少しずつ記事を書いていきたいと思っています。
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