本書を読んでの感想
僕はこの記事を書いている現在、”畑をやってみたいが、なかなか具体的な行動が起こせていない”という状況で、少し知識偏重になっているところはあります。
しかし、本書にあるような無肥料栽培や自然栽培は「化学肥料を入れない」ので、野菜がまともに出来るようになるまでに3年くらいかかる、とも言われています。
そのため、まずは出だしで【間違った方向へ行かない】という事が大事なのでは、と思っています。
時間はどんなにお金を使っても、戻ってこないですからね。
野菜を育てる上で正しい方向がどちらか、という事が明確になるのが、本書の1章、2章、3章、4章の部分かと思います。
逆に言うと、色んな本を読んで実践が出来ないような状況であれば、この1冊をまず読んで”やってみる”事がとても大切だと思います。(盛大にブーメラン刺さってますが。。。)
後は、本書にもある「なぜこの虫は来るのか?」や「なぜこの雑草はここに生えているのか?」という考え方と、その答えを探す、という手法は、普段のビジネスにおいても応用が効く効率的な考え方なのではないか、と思っています。
- なぜこの商品は売れないのか??
- ✕:だったら、もっと営業を強化しなければいけない!気合が足りない!
- ○:原因はなんだろう?どこを解決すれば、この問題はなくなるだろう?
こうして考えると、結果を出しているサラリーマンこそ、無肥料栽培や自然栽培の家庭菜園が向いているのではないでしょうか??
まとめ
本書を一言で表すと、
野菜栽培を始めたいとすでに決めている人向けのコンパス
です。
もちろん、本書の内容をすべて実行する必要もないと思います。
本書を読んだ上で、僕は相変わらず、プランターであっても”土には出来るだけ何も入れないこと”をまずはやってみたいです。
それを試した上で、上手く行かなければ米ぬかとかを使ってみる、という流れでやってみたいと思っています。
大事なのは、自分の状況に合わせて、必要な情報を取り入れていくこと、ですね。
食べるものへの理解、興味を深める第1歩として、本書はオススメです!
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