自己肯定感を上げるためのヒントは【習慣化】
では、どうしたら自己肯定感が上がり、自分で自分自身を認めてあげられるようになり、今よりも良い人生に向かえるのでしょうか?
ここから「自己肯定感を上げるための考え方」と「具体的な行動」について、書いていきます。
”テセウスの船”と同じように考える
考え方についてですが、みなさんは”テセウスの船”という話をご存知でしょうか?僕はあまりドラマに詳しくないのですが、同名のドラマもあるんですね。それではありません。
詳しい内容はWikiをお借りします。
一言で言うと、「昔に作った船が傷んでしまった時に、傷んだパーツごとに部品を取り替えていったとして、もし全部の部品が昔作ったものと取り替えられた場合、その船は昔作ったものと同じと言えるのか?」というお話です。(全然ひとことじゃない)
これは人間にも当てはまることで、特に「身体」についてと、「行動」についての両面があると思っています。
身体については、そのままなのですが、
カップラーメンや牛丼、菓子パンを原材料として作られた身体
野菜、魚、肉、玄米などを原材料として作られた身体
だと、どちらの方が健康そうでしょうか?
もし食生活が変わり、後者の食生活が定着したとしたら、細胞の作り変わりによって、文字通り「身体が変わる」ことになります。
行動についてはまさに考え方の問題ではあるのですが、上記に挙げたような生活がもし変わるとすると、変わった後のあなたは変わる前のあなたと本当に同じ人物なのでしょうか??
- 質のよい食べ物を食べるようになり、睡眠の質が上がり、朝に強くなり5時に起きられるようなる
- ←朝5時に起きて勉強をしようと思っていたが起きられなかった
- リモートワークで通勤のストレスを回避できる
- ←通勤の電車が混んでいてストレス
- 自己肯定感が上がり、仕事にも自信を持てるようになり、仕事の質が上がり、上司から怒られなくなる
- ←会社で上司に怒られた
- 仕事が上手くさばけるようになる
- ←仕事が溜まってうまく処理できない
- 残業せずに済む、もしくは仕事の進め方を自分で調節できるようになり、仕事をコントロールできるようになる
- ←残業になってしまった
- 自炊をすることで、質の高い食事を摂れるようになり、身体が作り変わる
- ←明日も仕事なので適当に食事を済ませてしまった
- 自己成長に前向きになり、ビジネス書を読んだり、運動したりできるようになる
- ←やってはいけないと思いつつ、家に着いてからずっとスマホを眺めてしまった
- 自分の必要な睡眠時間が把握でき、寝るべき時間に寝ることができる
- ←日付が変わってようやく寝た
この表をもう一度見てください。
行動が変わった後のあなたは、本当にあなたなのでしょうか?
もし、今の自分が好きになれないのであれば、自分の身体や習慣をまるで”パーツ”のように考えてみて、ここに書いたように「パーツを取り替える」という考え方を持つことが、人生を前向きに生きることができる近道かもしれません。
自炊をすると加工品より良いものが食べられる
僕は、この「行動を変える」手順のうち、始まりは自炊だと思っています。
なぜなら、行動を変えることももちろん大切なのですが、「行動を変える」という気持ち、もっと言うと思考回路は【食べたものによって作られている】からです。
どういうことかと言うと、脳科学的には思考回路というものは「脳内のホルモンの働き」によって起こるものであり、その脳内ホルモンはアミノ酸=タンパク質から作られるという事が知られているからです。
あまりイメージが湧かないかもしれませんが(もっと医学に深く携わっている方からすると)かなり雑な表現をすると、
あなたが今食べたタンパク質や栄養素が、脳内のホルモンになり、あなたの思考の元になっている
ということになります。
なので、あなたがなかなか行動を変えられないのは”あなたの意識のせい”などではなく、そもそもあなたの中にやる気を出すためのホルモンが不足しているから、変えようと思えないのです。
このような理由から、僕は【まず食べるものを変えるべき】だと主張するのです。
また、ホルモンを作るための材料が体内に本当にあるのか、一度確認してみるのも良いかもしれません。
自炊初心者にオススメな調理法”重ね煮”
さて、解決策のお話です。
自炊をすればいいのはわかったが、「自分は今までほとんど料理をしたことがないし、何から手を付ければいいか全くわからんから行動のしようがないよ」という方もいらっしゃると思います。
実際、僕も妻にいきなり「なんか作って」と言われた時は、外国語でしゃべりかけられた気分でした、、、
そんな僕でも、めちゃ簡単に、しかも相当美味しく、さらにとても簡単に(2回言いました)自炊をする方法があったのです。
それがこちら。重ね煮というものです。↓
別記事ですが、ここで書くとまた文章量が多くなりそうだったので、よろしければ別記事をご参照ください。
結果の写真だけ載せておきます。
僕が作った肉じゃがです。無加工なので写真の見栄えはともかくとして、味は人に出してもいいかな、と思えるくらいになりました!
アラサー20代、自炊経験ほぼなしの僕が自分の料理をネットに公開してしまうくらいには、自信過剰になったのがお分かり頂けましたでしょうか。(笑)
この重ね煮の良いところは、野菜を切って、ある順番で鍋に投入して1時間弱待つだけ、という、なんともざっくりとした手順で美味しい料理が完成してしまうことです!
簡単でなければ、僕も積極的にやろうとは思えないですし、他の方にも勧めようとは思いません。
しかも、少し時間がかかるという”ネック”も、リモートワークであれば仕事をしながら、自分が発言しない会議中などに野菜だけ切って火をかければ良い、という工夫でどうにかなってしまうのです。(笑)
やはり自炊をするメリットは、
- 自分の食べたい物を好きな量だけ食べられる
- 他人に指図される事がない、という点で小さい自己実現を達成できる
- 外食で大盛り、おかわりが当たり前の人にとってのコスパ最強
- 「スーパーで野菜を選んでいる自分」という優越感的なものを感じることができる
- 特に男性であれば、あまり野菜を買っている方は少ないと思うので、「他人と違うことをしている自分」みたいな気持ちにならないでしょうか(笑)
- 美味しければ”俺ってできるんじゃん!”という自信につながる
- 料理ができる、というのを特技にしてモテ市場に殴り込みに行ける(モテるとは言ってない)
- 大げさに言うと、「何を作りたいか決める」「材料を買う」「料理する」「食べる」「次回はこうしよう、あれを作ろう」というステップで、PDCAサイクルを回す練習になる
のようなところにあると思います。
ちょっと締まりがない感じになってしまいましたが、自分で作ったものが美味しいと本当に嬉しいですし、他の人が作ったものにもとても感謝を感じられるようになります。
ファミレスだろうが高い割烹だろうが、誰かがその手間をかけてくれてる訳ですからね。
まとめ
この記事では、自炊を通じて自分に自信を持つことが出来るのではないか?という内容で書かせていただきました。
途中で書きましたが、もし行動に移す気持ちが起きないようであれば、まずは自炊ではなく”良いもの”を食べることから始めるのが良いと思います。
良いものとは、値段の高いレストランのご飯、という意味ではなく、大量生産向けだったり、”売る側の都合”で保存料などの添加物がたくさん入っている訳ではない、本当のちゃんとした食材のことです。
僕自身は一定判断しやすいので、オーガニック(有機栽培)や自然栽培の野菜を選ぶのが、一旦は有効なのではないかな、と思っています。
ぜひ、この記事を読んで頂いた方々が、1人でも多く自炊に目覚め、自己肯定感の高い幸せな人生で、かつ健康に過ごしてくれればいいな、と切に願っています。
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