自己肯定感が低い理由は”自分を大切にしないから”
ではどうしたら自己肯定感が上がるのでしょうか。
自己肯定感の低さの原因は”小さなダメージの積み重ね”
ではまず、自己肯定感が低くなってしまう理由は一体何なのでしょうか?
僕は、過去のトラウマ以上に【現在の24時間すべての瞬間で、少しずつ”自己肯定感を低くする原因になる”行動や思考があるのではないか】と考えています。
例えば、
- 朝5時に起きて勉強をしようと思っていたが起きられなかった
- 通勤の電車が混んでいてストレス
- 会社で上司に怒られた
- 仕事が溜まってうまく処理できない
- 残業になってしまった
- 明日も仕事なので適当に食事を済ませてしまった
- やってはいけないと思いつつ、家に着いてからずっとスマホを眺めてしまった
- 日付が変わってようやく寝た
などなど。
あくまで、僕が体験したようなこと+想像で例を出したので、あくまで一例ですが、このような状況は心当たりの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ざっと流し見していただいても、まぁなんというか、「デキル人」という生活ではないですよね。
特に、20代、30代前半くらいまではこのような生活になりがちなのではないかな、と個人的には思っています。
自分を客観視できる方なら、他の誰か(もしくはネットでよくいる”スゴイ人”)と比較して、「俺ってどうしてこんなに駄目なんだ」、「どうして何も良いことが起こらないんだ」、「どうして生活がよくならないんだ」と考えてしまいそうです。
しかし、他人と比較することも、環境要因をもろに受け止めてストレスを受けることも、どちらも自分を大切にしている、とは言い難いですよね。
もっと自分を大事にする意識を持つべきなのではないでしょうか?
(かと言って、自己中になろう、と言っている訳ではないですが。)
状況が良くなるのを待っているだけでは誰も助けてくれない
回りくどい展開ですが、では先に挙げたような悲惨な状況を”誰か”が助けてくれるでしょうか?
誰かがある日、電車に乗ろうとしているあなたに声をかけてきて、そこから人生が上手くいく、みたいなストーリーが待っていればいつか来るのでしょうか。
ハッキリと書かせて頂きますが、
それはありえません。
上で書いたような人に声をかけてくるのは、
- 詐欺師
- マルチ商法
- 宗教の勧誘
のどれかではないでしょうか。
これも客観的に考えたら当たり前で、
あまり覇気がなく、なんだかいつも疲れていて、顔色や肌の状態からも健康的、とは言えない人(食事の質は肌に出やすい)
いつもビシッとしていて身なりも整っており、人当たりも良さそうで、ジムにでも通っているのか、ちょっと筋肉質の人
だと、どちらの人と接したいでしょうか?どちらの人と一緒にいると、自分もエネルギーをもらえそうでしょうか?
つまり、自己肯定感が低く、ネガティブな雰囲気を漂わせていると、「人」という面の幸運が舞い込んでくる可能性が低くなります。
さらに、自己肯定感が低いと、もしチャンスが訪れたとしても「失敗したらどうしよう」「なんでこんな自分に声をかけてきたんだろう」「怪しいな」などど考えてしまい、変わるチャンスを逃してしまうかもしれません。
(状況によっては、安易にチャンスに飛びついて失敗することももちろんあると思いますが、失敗しないことが1番の失敗です。ただ、失敗した時の傷口を小さくするために保険をかけつつ挑戦する、ということが大事ですね。)
仲の良い友だちも、話を聞いてくれる親も、尊敬する先輩も、付き合っている恋人ですら、究極的に言うと、24時間365日であなたの世話をしてくれる訳ではありません。
何が言いたいかというと、
他人が自分を救ってくれる事はない。ただ、他人の言葉や行動のおかげで”自分が変わって”結果的に助かるのだ
という事を頭に置いていただけると、周りの物事への見方や人との接し方も変わるのではないか、と思う訳です。
どんなに親切にされたり、心配されたり、アドバイスをもらっても、受け手である自分が「受け止められなかった」ら、自分に変化は起きないですよね?
だから、自分”で”自分自身を変える必要があるのです。
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