FIREを目指すなら健康情報を正しく読み取る力が必須

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・マーケティングリテラシー
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前提が違う

そもそもですが、糖質制限には、

  • 糖尿病の人
    • =>糖質が体の中に過剰にある状態なので制限した方が良い。放置すると臓器が壊れて元に戻れなくなり、透析などをしないといけなくなる
  • お菓子や甘い飲み物を摂り過ぎているわけではない健康な人
    • =>糖質制限をすると栄養バランスが崩れて逆に不健康になる。

という両面があります。

これのどちらを取り上げているか、というだけの違いです。

たいてい、ネットなどで意見を言う人は【〇〇という状況の人は】という前提条件を話さずに自分の意見を「全ての人に当てはまる内容」だというような喋り方や書き方をするので、情報を受け取る側としては「どちらが正しい情報なのか?」という見方をしてしまいがちです。

しかし上記にも記載したように、万人に当てはまる健康法というものは存在しません。強いて言えば、食べものは食べたほうがいい、眠い時は寝たほうがいい、くらいの事でしょうか。

運動でさえ、した方が良い人と、しない方が良い状況の人がいます。

運動をやっていい人、いけない人/メディカルチェック(前半)
運動療法は、正しく行えば糖尿病改善のための有効な治療法ですが、誤って行うと十分な効果が得られないだけでなく、病状を悪化させることや、膝や腰を痛めるなど、健康を害する恐れがあります。患者さんにとって運動は、やり方次第では、薬にも毒にもなり得る...

一定の”ちゃんとしていそうな人”(例えば、医師という肩書きがある、これまでの発信でそれなりの知識がありそうだと感じられる、など)の話であれば、基本的にその情報が大きく間違っているというケースは少ないと思います。

しかし、全ての情報が世界中どんな人にでも当てはまるというわけではなく、Aという状況の人にはBという手段が有効かもしれないが、Cは効果がないかもしれない、というレベルに留まっているのが今の医学の状況です。

その情報が自分に活かせそうか、合いそうか、きちんと判断しないといけない、という事ですね。

一方で発信する人側の事を考えると、特に本の出版などをした場合には、当然多く売れて欲しいに決まっているのでみんなに当てはまるような言い方になりますよね。

マーケティング的な考え方をすると、市場が大きいところに飛び込んでいくのは当たり前のことです。

また、個人が得られる情報にも限界があります。それぞれの意見は、それぞれが自分の知っている情報をもとに意見を述べているという視点も大事だと思います。(もちろん、僕も例外ではありません。)

新しい情報が発信者の所に届けば、その人も言うことが変わるかもしれませんね。

昔と今で研究結果が違う

もう1点は、昔と今で研究が進み結果が変わってしまって、参照する情報によって、人によって意見が違うということもあります。

例えば、農薬などで、昔は健康上問題がないと言われていたが、後になって危険と分かり、使用が禁止になったものもあります。

以前使用されていたDDT、BHCやパラチオンはもう使われていないと聞きました。戦後から現在まで農薬はどのように変遷・進歩してきたのでしょうか。|農薬は本当に必要?|教えて!農薬Q&A|JCPA農薬工業会
JCPA農薬工業会の以前使用されていたDDT、BHCやパラチオンはもう使われていないと聞きました。戦後から現在まで農薬はどのように変遷・進歩してきたのでしょうか。についてご紹介いたします。

また、薬も発売された後に、人体への被害があることがわかり、発売が禁止になった例もあります。

https://www.pmrj.jp/publications/02/shiryo_slides/yakugai_shiryo_sengo.pdf

日本でも、過去にこれだけの数の薬の副作用被害などが出ているのですね。

ここで取り上げたものは「昔はOKだったが、今はNG」という事例ばかりでしたが、その逆で昔はNGだったが今はOK、というものもありますよね。

このように、”どの時代の知識か”によっても、人によって同じ物事に対して意見が違う、というケースがあると思います。

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情報の見方

fashion people woman girl
Photo by cottonbro on Pexels.com

では、実際の情報に対してどのような見方をすれば良いのでしょうか?

それは、これまでお話ししてきたことの裏返しになりますが、

  • どういう人に当てはまる情報なのか前提を確認する
  • いつの情報を参照しているのか確認する
  • そもそもどんな情報を情報源としているのか

という視点が大事になってきます。特に最後の3点目は非常に大事です。

特に、医学においては「絶対の正解」というものはなかなか存在しません。研究や実験のやり方が変われば結果が変わってくる、ということはよく言われます。

また、その研究や実験を実施する人が”起こしたい結果”になるように実施してしまう、ということも言われていたりしますし、研究を実施する際の”お金”が足りないために簡単なデータしか取れない研究しか出来ない、というケースもあります。

つまり、「本当に信用できる結果なのか」という事は、かなりきちんと吟味しないとわからない、という事です。

なので、【どのような情報を情報源としてこの人は発信しているのか】という視点は非常に重要です。

例えばですが、僕が家で子供と一緒に実験した”痩せるストレッチ”を皆さんは信じてくれますでしょうか?

このストレッチという話では、僕の話よりも本物のインストラクターさんの話や、”実際に体重が100kg ぐらいあって50kgぐらいまで痩せた”という人の話の方が信用できますよね?

(そもそも100kg から80kg まで痩せるのと、60kg から55kg に痩せるのは全然大変さが違いますよね。これは前提の話にも関係しますが。)

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まとめ

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Photo by Ann H on Pexels.com

ただ、ここまで読んで頂いた事を全ての情報に対して考えるのは、時間も労力もかかって大変ですよね。

なので、正直に言うと、本当に気になったことだけチェックするのが良いと思います。

もしくは、自分の悩み事に関連する物事についてはちゃんと確認をした方が良いのではないでしょうか。(ダイエットとか、お腹が痛いのが続いているとか、そういう事です。)

また、”省エネ化”という視点では「信頼できる人」「この人情報ならある程度鵜呑みにしてもいいな、と思える人」を探すというのも大事ですね。

僕はこのブログにもいくつも関連する記事を載せていますが、出来る限り”中立”で”根本的な解決に繋がるかどうか”という観点で、健康情報を判断しています。

もしこのスタンスが皆さんのお役に立つようでしたら是非 Twitter などもフォローお願いします!

また、1番大事なのは、”自分のスタンスを明確にする”ということです。

自分の体調や困っていることを明確化して、【それを解決できる情報】を取捨選択すればよいのです。

ぜひ、ご自分で自分の人生をセルフマネジメントする覚悟を持ってみてください。

目指すは、みんなが健康になって医療費が減り僕の、そしてみんなの手取りが増えること!!

最後までお読み頂き、ありがとうございました!もしこの記事が何かの参考になれば、他の人にもシェアして頂けると嬉しいです!

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