この記事では、健康意識が低い社員を雇うべきではない理由を3つご提案させていただきます。
あなたの会社では、人件費の予算が潤沢にありますでしょうか?なかなかそんな恵まれた環境の方は、多くはないですよね。
それなら当然、予算をかけて人を雇うなら生産性が高い方を雇いたいですよね?
それって、「経歴や経験」がすべてでしょうか?
もし、その方が持っている力を30%しか発揮できない状況だったら??
あなたが企業の人事担当だったり、個人企業の社長だったりする場合、社員の選考基準として新しい目線に気付くきっかけになれば幸いです。
世間的にも、”健康経営”という考え方が叫ばれている
あなたは、健康経営という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
「健康経営」とは、従業員等の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践することです。企業理念に基づき、従業員等への健康投資を行うことは、従業員の活力向上や生産性の向上等の組織の活性化をもたらし、結果的に業績向上や株価向上につながると期待されます。
健康経営ー経済産業省ー
経済産業省が提唱しており、国としても「従業員を健康にしようとする姿勢」については、一定の評価をしようとしています。
また、健康経営を行う上での様々な施策に対して、国も補助金を出すなどしており、健康経営のメリットを解説したサイトもあります。
しかしながら、この記事では”健康経営のメリット”ではなく、“不健康経営をすると何が起きるか”をお伝えできればと思います。
不健康な社員というリスク①:休みがちかもしれない、早退・遅刻があるかもしれない
僕は、この記事で”健康な人の方がパフォーマンスがいい”と語るつもりはありません。
そもそも、それ以前の問題かもしれない、と考えているからです。
それは例えば、特定の持病などがなくとも”風邪を引きがち”、というような軽い話です。
その程度、と思われるかもしれませんが、それが月1回など頻繁に起こるようであれば、その分その方の稼働時間が減ります。
その方がきちんと体調管理をしていれば防げたかもしれない、あなた(の会社)にとっての”損失”であって、これは発生確率を低くできる”管理できるリスク”ではないでしょうか。
また、病気がちということは、業務中や仕事の当日に体調が悪くなることもあるかもしれません。
そうなると、その方の業務の調整が発生し、その方が休むより大変な労力がかかるかもしれません。
どんなに優秀な人を獲得できても、その方が思うような成果を出してくれないとすると、それは“休まない普通の人”の方が良いケースもあるのではないでしょうか?
健康な人が全く風邪を引かない、ということでは決してありませんが、あまりにも病気がちな方、いらっしゃいませんか?
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