栄養を摂る前に”吸収できる環境”を整えなければ意味がない

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腸内 イメージ まとめ系
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考えるべき”イシュー”は「どうやって消化率と吸収率を上げるか」

Miguel Á. Padriñánによる写真: https://www.pexels.com/ja-jp/photo/1111372/

ここまでの話で、健康にとって大事なのは、何を食べるかよりもちゃんと消化・吸収できるか、だということがお分かりいただけたでしょうか?

では、具体的にどんな行動をすれば消化率と吸収率を上げられるのでしょうか?

これを考える上で効率の良い目線は、【細々したアクション】ではなく、【結果として何が起きればいいか】を知識として蓄えることです。

健康法で取り上げられるのは「〇〇をすると良い!」ということばかりですが、本当に大切なのは「〇〇をすることによって、XXが起きるから健康になる」という結果(XXにあたるもの)の方です。

つまり、結果が大事なのであれば、他の方法であっても、その結果(XX)が起こせれば、何も問題ない訳です。

もちろん、方法を変えることで別のマイナスが発生する場合もあります。

痩せるにはカロリー制限がいい、といって、何も食べなかったらそれはそれで別の問題が起きることは想像できますよね?

とはいえ、望む結果を得る方法は1つではない、というのが、僕がお伝えしたいことです。

前置きが長くなりましたが、消化率・吸収率を上げるために起こすべき結果は、このようなものがあげられると思います。

消化や吸収するための臓器を働かせ過ぎない(消化率・吸収率)

当たり前ですが、人間の臓器にも仕事量の限界があります。

ただ、この臓器の健気なところは、多少の無理では弱音も上げず、限界が来るまでひたすら頑張ってくれることです。

部下に例えると、気づかないうちに限界が来ていて、「もう辞めます」というコミュニケーションから始まるパターンの人ですね。(笑)

話は逸れましたが、臓器は自分から”無理している”というサインをほぼ出さないので、それを読み取ってあげる必要があります。

もしくは、業務負荷をかけない、ということですよね。

前者の方法は、やはり医療機関にかかって検査を受けないと、サインを知る方法は難しいのではないでしょうか。

個人ができることは、後者の方が多いです。

臓器に負担をかけないための方法としては、以下のようなものがよく取り上げられます。

  • 一気に大量に食べない
  • 夜遅い時間に食べない
  • よく噛む
  • 1日3食という習慣を捨てる
  • 食事の前に水を飲む

腸内細菌を殺さない(消化率)

あなたは、腸内細菌という言葉をご存知でしょうか?

大手のメーカーでも、売り文句にしていますよね。

売り文句だけではなく、この腸内細菌は人間にとって非常に重要なのは事実だと言えます。

細菌とは言いますが、一般的なイメージの悪さをする菌だけではなく、人間にとって良い効果をもたらしてくれる菌も、人間の腸には住んでいます。

腸内細菌による主な効果は以下のようなものです。(参考リンク)(リンク2

  • 便通の改善
  • 免疫の強化
  • 肌がキレイになる
  • 太りにくくなる
  • ストレスを感じにくくなる

なので、少なくとも、無視したりイジメて良いことは1つもありません。

しかし、現代の生活では、腸内細菌を大事にするよりもずっと簡単に、壊すことができます。

  • 過度のアルコール摂取
    • アルコール消毒に使われるように、アルコールは細菌を殺してしまう
  • 添加物としての”保存料”の摂りすぎ
    • 保存料は菌の繁殖を抑えるために使われるので、腸内環境には悪影響
  • 偏った食事
  • 睡眠不足、運動不足などの生活習慣
  • 抗生物質(=風邪薬)の使用
    • 抗生物質は菌を対処に使われるが、風邪の菌だけを狙い撃つ訳ではない

なので、少しでも腸内細菌を大事にしてあげる意識が必要なのです。

腸をキレイな環境に保つ (吸収率)

身体の臓器の中で、栄養を吸収して人間の活動に利用できるための入り口にしてくれるのは、腸です。

その腸が汚れていては、栄養が吸収できなくなる、というのは、イメージしやすいのではないでしょうか?

なので、腸の環境自体も整えてあげることが大事です。その方法は、大きく2つあります。

  • 腸に溜まった”宿便”を出す
  • リーキーガット(疑いになりそうな習慣も)を治す

前者の宿便とは、腸に溜まってこびりついてしまったカスのようなものです。

これが溜まっているせいで、栄養の吸収器官である腸(小腸)が栄養を吸収するのを邪魔しているのです。

なので、宿便に代表されるような”腸の中のゴミ”をきちんと掃除してあげることが、栄養を上手く利用するために重要です。

この結果を起こすために、以下のような方法がよく言われると思います。

  • 食物繊維を摂る
  • 断食する
  • 水を飲む

また、後者の「リーキーガット(症候群)」とは、日本語では「腸漏れ(症候群)」とも呼ばれます。

http://clinic-1.jp/web/sanko-clinic/files/QA%20%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%82%AC%E3%83%83%E3%83%88Leaky%20Gut%E3%81%A8%E3%81%AF.pdf

簡単に言うと、「腸の壁が生活習慣によって傷つき、小さな穴や傷ができてしまい、細菌やウイルス、タンパク質などが直接血管の中に入ってくるようになった状態」のことです。

イメージしやすく言うと、「膝などを擦りむいて、少し傷ができたところから菌やウイルスが入りやすくなっている」というのが腸で起きている、という感じでしょうか。

リーキーガットの原因はいくつかありますが、どれもこの記事でもすでに出てきたような話ばかりです。(参考リンク

  • ジャンクフードや砂糖の摂りすぎ
  • 小麦の摂りすぎ
  • 痛み止めや抗生物質、ステロイド剤やピルなどの医薬品
  • 慢性的なストレス

さて、改めてですが、リーキーガットになると良い栄養を取り込むどころか、悪い菌やウイルスが身体の免疫機能を飛び越えて血液の中に入ってきてしまうことがわかりましたね。

これでは健康になるはずがありません。

なので、体調を崩しやすい、などの”なんとなくの兆候”が見られたら、まずは食生活の見直しから始めることをオススメします。

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まとめ

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Photo by Ann H on Pexels.com

この記事では、「どんなに栄養があるものを食べても、栄養ドリンクを飲んだとしても、身体が吸収できなければ意味がない」というテーマで書かせていただきました。

あなたは、底が抜けている水筒に水を入れて持ち歩きますでしょうか?

そもそも、水が入らないですよね。

当たり前の話ですが、これと同じようなことがあなたの身体の中でも起きているかもしれない、ということです。

僕個人としては、今回挙げたような問題点を解決する方法として、1日2食の”ゆる断食”をオススメします。

「栄養が足りなくなる」などの指摘以上に、現代の食べものの悪影響も大きいのは、ここまで読んでいただければ少しご理解いただけるのではないでしょうか?

食べなければ、胃や肝臓も働かずに済みますし、余計な食べ物が入って来なければ、腸の傷も治す方向へ向かうことができます。

ぜひあなたも、この記事をきっかけにして、何か1つでも生活習慣を変えていただければ幸いです。

目指すは、みんなが健康になって医療費が減り僕の、そしてみんなの手取りが増えること!!

最後までお読み頂き、ありがとうございました!もしこの記事が何かの参考になれば、他の人にもシェアして頂けると嬉しいです!

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