なんだかクレヨンハウスみたいなノリ。(笑)
よく「健康のために野菜を食べるべき」なんて言われますが、あなたはどうでしょうか?
肉メイン、魚メイン、野菜だけ、の定食ランチがあったとして、野菜ランチを選ぶことができますか?
僕もかつては野菜が嫌いで、食べれなくはなかったのですが、サラダがビチャビチャになるまでドレッシングをかけないと食べれない人間でした。
そんな僕がこんなタイトルの記事を書くまでに至った理由と、あなたにオーガニック野菜をオススメする理由を解説します。
この記事が参考になる人
- 健康に気を使いたい(が、なかなか上手くいかない)人
- 資産形成をして将来、経済的自由を勝ち取るために体調を崩したくない人
- 野菜嫌いなお子さんを持つ親御さん
- 本当の”美味しさ”を知りたい人
僕がオーガニック野菜にハマったのは、本当に味が違ったから
そもそも、なぜ僕が「野菜嫌いならオーガニック野菜を食べて欲しい」と主張するようになったのか、そこからお話しさせていただきます。
一言で言うと、初めてオーガニック野菜を食べた時、本当に自分が知っている野菜とは味が違う、と思えたからです。
個人の感覚ではありますが、でも明らかに違いました。
僕は元々、野菜がそんなに好きな方ではなく、小学校の頃の給食のトマトは休み時間直前まで食べるのをためらっているタイプでした。
嫌いなものを食べられなくて休み時間ナシになる、みたいなこと、ありませんでしたか?(笑)
トマトは皮が葉っぱみたいな味がするし、キャベツは芯が苦いし、葉物野菜は青臭い…
でも高校生くらいになると野菜が身体にいいのはわかっているので、シーザードレッシングやごまドレッシングでビチャビチャにしながら、コンビニのサラダを食べていました。(今では考えられないですが…)
そんな中で妻と出会い、今でこそ我が家の超重要インフラであるビオセボンのオーガニックトマトを食べた時のあの瞬間は忘れられません。
え、生で食べれる!
と、思ったんですよね。
その後に出会う野菜たちも、生で食べてもエグみがなかったり、かぼちゃやさつまいもは、もはや蒸すだけで砂糖が入っているのかと思うくらい甘い。
もちろん、品種の違いなども十分に考えられます。
しかし現代では、野菜の味について、とある仮説も出始めています。(これは後ほど。)
そして、今でも外食の時に出てくる野菜を食べると、そのお店の材料にかける情熱がわかってしまうほどです。(笑)
結果的に、本当に美味しいものを食べたいと思ったら、自炊をするという選択肢になってしまうんですよね。
子供が野菜を嫌いになるのは美味しい野菜を食べてないから
僕は自分の経験から、子供が野菜を嫌いになるのは、本当に美味しい野菜を食べていないからだと思っています。
それは当然で、人間はこれまでの長い歴史の中で、子孫を繋ぐための自己防衛策として、口に入れたものへの反射を獲得しました。
苦味、すっぱみというのは、人間にとって【危険な食べ物なんじゃないの!?】という信号になりうるのです。
つまり、子供が苦いものに対して嫌悪感を示すのは、人間の本能的な部分から言って正しいのです。
もちろん、元々苦い野菜(ゴーヤなど)もありますが、何かが原因で”本来であれば苦くない野菜”が苦くなってしまっている、ということもあります。
こういった意味でも野菜があまり得意ではない方、特に子供などは、一度でいいのでオーガニック野菜を試してほしいのです。
野菜を食べた方がいいのは、誰の目からも明らかです。
「食べる」という行為が苦痛であるよりは、「美味しいものを食べれて嬉しい、楽しい」という気持ちで食に向かえる方が、幸せなのではないでしょうか?
野菜にえぐみが出る原因は窒素肥料(化学肥料)の入れすぎ
ここで少し、専門的なお話をさせていただきます。
なぜ、野菜によってこんなにも味が違うのでしょうか?
その答えは、”肥料にある”という説があります。
一般的な農業のイメージだと、野菜に対して当たり前のように農薬や肥料が使われる、と想像できるのではないでしょうか?
この農薬や肥料のうち、特に野菜の味に影響するのは肥料だと言われています。(農薬は水で洗い流したり、皮をむいたりしますからね。)
なぜなら、野菜は土から栄養を吸収します。
その土に混ぜ込むのが肥料なのですが、量を考えずに肥料を入れすぎると、特定の栄養素だけ偏った土になるからです。
そして、野菜のえぐみに最も直結していると言われているのが、野菜に必要な栄養素【窒素、リン酸、カリウム】のうちの窒素(チッソ)です。
肥料の中に窒素が多いと、特に葉物野菜などで「硝酸態窒素」(硝酸イオン)という物質に変換されます。
これは、人体においても有害な物質に変換されやすく、摂りすぎは危険である可能性が高いものです。
こちらの方のブログが大変になりました。↓
詳しく言うと、えぐみ、苦味を発生させる物質は様々あるようですが、そのどれもが野菜の3大栄養素(窒素、リン酸、カリウム)と、微量ミネラル(マグネシウム、カルシウムなど数種)から合成されます。
化学肥料は良くも悪くも”精製されている”(=必要な栄養素しか入っていない)ので、使用するといわゆる「あげすぎ」や「偏り」の状態が起こりやすいんですね。
その分、機械などで撒けるので農家さんの手間は減ります。
人手不足、重労働の農業にとっては、作業の楽さは切っても切り離せないものだということは、僕も十分承知しています。
しかし、これが普通のスーパーで買える野菜の作られ方なのです。
オーガニック野菜は精製された肥料を使わないので栄養素のバランスがよい
では、オーガニック野菜だと何が違うのか?
それは、化学肥料を使わない、という点です。
先ほども書いた通り、化学肥料は例えば「窒素、リン酸、カリウム」を”与えるため”のものです。
化学的に合成されたものは、言い換えると不純物がありません。人の手で加えない限り。
それが化学的に作られたものの【品質】になるからです。
品質が高いがゆえに、例えば微量ミネラルが足りず、偏った野菜になってしまう。
まるで、真面目に仕事”だけ”をしているのに、息抜きや勉強をせず、かえって仕事効率が悪い、みたいな状況ですね。
一方、いわゆるオーガニック野菜は「有機栽培」という栽培方法で作られますが、肥料として与えるものは化学的なものではなく、動物のフンや野菜などの生ゴミ、米ぬかなど、自然界に存在するものだけです。
精製していない分、扱いや管理も難しいですが、自然界の多様な成分が含まれている可能性があります。
こうした成分の多様さが、野菜の味に直結し、えぐみが弱くなったり、味付けをしなくても素材の味だけで美味しい、と感じられるようになるのです。
また、きちんとしたデータは出ていないかもしれませんが、理論上は
- 「特定の栄養素を与えるための化学肥料」で育った野菜
- 「多様な栄養素が含まれる可能性がある有機肥料」で育った野菜
であれば、野菜は土から栄養を吸収するので、後者の方が栄養素を多く持つ、と考えられます。
値段が高いだけの理由があるんですね。(販売側も、もっとこういったことが説明できればいいのですが、オーガニックという言葉だけを悪用する人も出てくるので難しいですね…)
まとめ〜作業が大変なのは分かるが、消費者としては美味しいものが食べたい〜
今回は、野菜の味が作られ方によって全然違うこと、その理由や背景をご紹介しました。
僕は、人が野菜嫌いになるのには、理由があると思っています。
子供の頃に野菜を食べられなくなると、おそらく人生にかけて栄養バランスが偏り、少なくともよいことは起きないでしょう。
何も起きないか、体調が悪くなるか、というゼロかマイナスか、ということしか起きません。
身体に不調が起こる原因は、食べるものと環境ストレスのどちらかしかありません。
もっと言うと、環境ストレスからどれだけダメージを受けるか、というのも”自分の身体次第”だと言えます。
自分の身体を作るのは、自分が身体に入れるものです。
このサイトの名前通り、You are what you eatーあなたはあなたが食べたものであるーということを意識すると、本当は何を食べるべきか、答えが見つかるのではないでしょうか?
ぜひ、この記事があなたの生活を変えるきっかけになれば幸いです。
コメント