今回は満腹感について考えてみたいと思います。
満腹感とは?
食事をする上でも、この満腹感は非常に大事ですよね。
満腹感とは、そもそも一体何なのでしょうか。
つまり満腹感とは、栄養補給が一定完了した、という脳の信号のことです。
そして、人間の身体は食べたものはすぐに栄養になったり、身体活動に使用される訳ではありません。
「食べる→消化→吸収」という過程を経て、身体の中に入ってきます。
ということは、特に早食いの方などは”食事中に満腹感を感じることはない”と、言い換えることができます。
「食べること」と「満腹になること」には時間差があることを、ぜひ知ってください。
なぜ満腹感を知るのが大事か?
なぜ改めて、満腹感について書いているのでしょうか。
それは食習慣の改善や管理、つまり健康管理において、満腹感が鍵になってくるからです。
満腹感をコントロールできれば、
- 食べ過ぎにならない
- 栄養が偏らない
- 食費がかかり過ぎない
などのメリットがあります。
健康管理、蓄財、食べるものの”質”向上、という色んな面で、かなり有利に働きそうですね。
空腹感と付き合うこともメリットがある?
一方で、空腹感と正しく付き合うことも、あなたにとって相当なメリットがあります。
あなたは、空腹感は”なくすべきもの”だと思っていませんでしょうか?
実は、空腹感は一定時間受け入れることで、身体にとってはメリットをもたらすのです。
特に、少し生活が乱れ気味なサラリーマンの方々などには、この「空腹を受け入れる」ということが、とても有効な手段になりえます。
例えば、最近では以下のようなことが言われていたりします。↓
上記の記事では”ダイエット”と表現されていますが、そんなに肩肘張ったものではなく、
食事のスケジュールを1日のどこに設定するか
という、簡単な問題です。ビジネスマンであれば、誰でも簡単にクリアできますね??
また、上記の記事で言われていたこと以外にも、空腹の時間にはメリットがあります。
それは、「長寿遺伝子の活性化」です。(長寿遺伝子はサーチュイン遺伝子、とも言われます。)
この長寿遺伝子は、身体の中の不必要になった”ごみ”の掃除をしてくれたり、生きるために必要なエネルギー量の調整をしてくれるそうです。
生きるために必要なエネルギー量の調整、とは、具体的に言うと「脳が満腹感を感じる仕組み」の調整ですよね。
つまり、食べ過ぎの生活習慣が直る、ということになります。
”空腹感を受け入れること”に対する反論に思うこと
僕は、お読みいただいた通り、空腹感を一定時間受け入れて、1日単位で食べる量を減らすことに賛成しています。
実際に、僕は朝ごはんは基本的に食べないようにしています。(もちろん、厳密にやっている訳ではなく、食べる時もある、くらいの緩い感じです。その方が僕は続くので。重要なのは、普通に生活をしていたら、現代では食べ過ぎになりやすい、ということです。)
しかし、”朝食を抜く”だったり、”食べる量を減らす”、”ファスティング”などについて調べると、必ずデメリットも書かれています。
このデメリットや批判について、僕が反論したいことを少し書いてみます。
もちろん、デメリットもあると思いますが、あまりにも的外れです、というニュアンスです。
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