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フィト(ファイト)ケミカルまとめ【随時更新】
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や行
葉酸
ほうれん草の抽出物から発見され、体内の細胞の増殖に不可欠で、ビタミンB群の一種
食品中の葉酸は代謝され、小腸から吸収される
肝臓に全身の約50%分の葉酸が蓄積されている
欠乏すると、細胞増殖の盛んな組織、骨髄、消化管粘膜毛母細胞などに影響が大きいとされている
また、不足するとホモシステインが血中に蓄積し、動脈硬化の危険因子となるほか、骨髄の血球産生が低下し、貧血を起こす
脳内においては、神経伝達物質のセロトニンやチロシン、ドーパミンが作られる過程で、触媒的な働きをする
新生児の無脳症と二分脊髄の奇形は、妊婦の葉酸欠乏がリスクとなっていることが明らかになっている
また、胎児の発育障害、記憶障害、大腸、肺、子宮頚部、乳房がんのリスクが高まるとともに、動脈硬化や心臓疾患にも影響するとされている
特に妊婦などは意識的に摂るように言われているが、過剰になると発熱やじんましんが起こり、生まれる子供もぜんそくになるリスクがある
多く含まれるもの:枝豆、あさつき、アスパラガス、ほうれん草、ブロッコリー、オクラ